クーラントの点検
補助タンクを調べる
ラジエター付近に半透明のリザーブタンクがあります。
横からクーラントの量がチェックできます。減りが早いようなら、漏れの恐れがあります。
ラジエターのキャップをあけて調べる
エンジンが冷えているときにキャップを開けます。
熱いときはクーラントが噴き出すことがあるので気をつけましょう。
液にオイル浮きなどの汚れがないかどうか確認します。
クーラント(ロング・ライフ・クーラント)とは?
「クーラント」は、正式にはLLC(ロング・ライフ・クーラント)といいます。
ラジエターの中に入れる冷却水のことで、エンジンの温度が80℃くらいになるように保っています。
また、ラジエターやエンジン内の錆防止、エアコンの温度を維持したりといろいろな役目があります。
氷点下でも凍結せず、100℃を越えても沸騰しないという特殊な液です。
このクーラントが減少するとエンジンが過熱し、
オーバーヒートの原因になります。2万km走行、あるいは2年での交換が、だいたいの目安です。